こんばんは!ぷちゃ母です(*’ω’*)
前回までは長女を妊娠・出産した時のお話をしました。
今回は長女を出産後の実母のアパートでの生活についてお話します。
※若干ネガティブな表現もあるので、苦手な方は部分的に読み飛ばしてご覧下さい。
長女を出産した後の話
無事出産を終えて、5日で退院し実母と実妹が暮らすアパートへ戻ってきました。
初日は「これからどんな生活が始まるのか」と産後で疲れてはいましたが、ワクワクしていたのもあり、テンションが上がっていました😊
娘は新生児らしく眠りが浅く、夜中に何度も起き、退院初日から酷い寝不足との戦いが始まりました😵
2日目になると「看護師さんに預けていた時に戻りたい」と率直に思いました💦
3日目は母が退院祝いと表して、お寿司のオードブルを用意してくれていたのですが、大好きなお寿司のはずなのに少ししか喉を通らず、ショックであると同時に自分の異変に気付きました。
4日目に入った時、訳も分からず涙が出るという今までになかった初めての体験をしました。それは、”母になる” ”この弱い生き物を死なせてはいけない”という、誰に言われるわけでもない、自然と生まれる責任と重圧がそこにはありました。後で冷静に振り返ってみた時に、このことを言葉で表すことが出来ました。
冷静に振り返ることが出来たのは、その時一緒に生活していた母の一言でした。当時の私の気持ちに寄り添い、
「誰でも通る道よ👩🦱」
と言ってくれた一言で救われました。そして自分の家がある名古屋市から2時間もかけて毎週のように来て、元気づけてくれた夫の存在も大きかったのだと思います。
産後わずか7日目で自分のメンタルが人生史上最悪な状態で、長女が寝ている時も自分は眠たいはずなのによく眠れず、レム睡眠状態が続いていました。
そんな睡眠不足が続く中、ふと、
この子をどこかに置いていきたい...💀
という自分でも信じがたいことを思うようになりました。そんな事をしたら死んでしまうのに…。でも当時は「もしそうできたら、どんなに楽になるだろう」と、そんな事ばかり考えていたので、普通の思考ではなくなっていました。
そんな時思い出したのです。妊娠中たまにニュースで耳にしていた虐待のニュースを。そしてこの事も信じたくなかったのですが、
このような事件は誰でも起こしてしまう可能性はすぐそこにある
ということを、身をもって知りました。
自分には縁のないことだと思い込んでいただけにショックでしばらくフリーズしていました。
そんな辛い日々が続いていた産後でしたが、決してショックな出来事ばかりではありません。出産日がハロウィンの時期と重なったためハロウィンをモチーフに写真を撮ったり、久々の友人と再会できたりと、気分転換できた日もありました。
しかし一人になると大抵ネガティブになり、理由もなく落ち込み、「今後自分の家に帰った時にこの娘の母としてやっていけるのか」と常に不安になっていました。
メンタルの浮き沈みが酷い1カ月を乗り越え、初めて娘を預けて自分一人で小さいショッピングモールに出かけた時は、一人で出かけることがこんなにも嬉しいと感じたことはありませんでした。
この感情は今後も感じることになるのですが、帰りの車で子どもは元気かな、泣いてないかなという母親としての感情がふつふつと湧いてきました。
これは母親としてこの子を守らなければ、私が傍についていなきゃという自覚でもあります。
その日を境に少しずつですがポジティブに物事を捉えられるようになってきて、2か月が経ち、自宅に帰る頃には産後の生活が始まる時と同じようなワクワク感があり、今後初めて一緒に過ごすクリスマスが楽しみでなりませんでした🎄✨
それからは自宅で家族との暮らしが始まり、そこでもひとつの悩みを解決したと思ったらまた新たな悩みが出てきて...と、新米ママらしく試行錯誤しながら少しずつ前に進んでいこうと日々を過ごしております。
今後出産を控えていらっしゃる方々や、そんな奥さんと過ごされている旦那様に、少しでも参考にしていただければ幸いです。
そして産後うつ状態を経験した私がお願いしたいことがあります。出産前、出産中の時期も大事ですが特に出産直後、旦那様はついてあげられるなら、できるだけ奥様の傍にいてあげてください。それだけで、産後うつが深刻化する確率は下がるような気がするのです。
ご覧いただき、ありがとうございました(*’ω’*)